常夏より母校を想ふ

高校1年時の担任の先生から、母校の広報紙の卒業生インタビューに協力してくれないかとのお話しを頂きました。写真付きでインタビュー内容が掲載されるとのことですが、前途明るい若者たちに向けたメッセージとなる訳ですから、ここはきちんと真面目に実直に、胸に響くような深イイ話をしなければなりません。時間をかけてじっくり準備すべく、まずは「メンズ 髪型 流行 2015」とググって予習をしています。あと顔面ローラー買って小顔を目指さなきゃ。

卒業後10年くらい経った卒業生を対象にしていると聞き、言われてみればそんなに経つのかーとしみじみしてしまいました。横浜市内なのにトラックに乗せられた牛が往来する道を登校したり(実話)、横浜市内なのに夏は近所の畑の堆肥の香りが充満する教室で勉学に励んだり(実話)、横浜市内なのに周りに建物が無さ過ぎて遠い箱根の山々の稜線に落ちる夕日を眺めることができたりと(実話)、のんびりした環境で過ごした日々はかけがえのない財産となっています。そして海外移住やらなにやら、高校生活の中では想像すらしなかったことが10年後に起きてる訳ですから、人生何が起きるか分かりません。

まだまだ精進が必要な身ですので偉そうな事は言えませんが、うちの高校ってめっちゃ面白くていい高校だぜーそして卒業後の人生はもっともっと面白いもんなんだぜーというのが少しでも伝わるような事が話せればと思います。同窓生の皆様はニヤニヤしながら読んでくれたら幸いです。