事業会社→コンサルファームへの転職で驚いたこととは

いつもお世話になっているアクシスコンサルティングさんのコラムを見ていたら、こんな記事を見つけました。

事業会社とコンサルティングファームでは文化や仕事の仕方に違いがあるため、驚くことも多いようです。
そこで今回は、過去に転職支援した方々に、事業会社からコンサルティングファームに転職して「びっくりしたこと」や「辛かったこと」について聞いてみました。

【実話】事業会社からコンサルティングファームに転職して辛かったこと&驚いたこととは?|アクシスコラム

タイトルに「【実話】」と墨付きカッコで括るくらいですから、そりゃもう転職者あるある話のオンパレードなのでしょう。私も、今でこそジョブホッピングならぬジョブサーフィンを繰り返し、普通の人事なら即座に書類審査不合格にしたくなる経歴になっていますが、元をたどれば事業会社からコンサルに入ったクチです。どれどれと読んでみると、予想以上にあるある話過ぎたのでご紹介してみようと思います。

だいたいどこもフラットな社風

大手製造業から転職したAさん(20代後半)
一番びっくりしたのは、「さん」付け。最初にシニアマネージャーから、「Aさん」と呼ばれた時は驚きました。

世の中に数多コンサルファームがあれど、だいたいどの会社の話を聞いてもフラットな文化のようで、ガチガチの日系企業から転職してきた人は結構驚くようです。昇進はある程度実力主義で決まるので、年下の上司と一緒に働くというのは、事業会社では考えられない頻度で起こります。そのため、自然とフラットな人付き合いになるのかも知れません。

今いる会社も外国人のパートナーが多かったり、中身ほとんど外国人の日本人が多かったりするせいか、文化はとてもフラット。外資系の雰囲気に慣れきった私でも、会社で一番偉い人が普通にエレベーターを待っていたり、トイレで出くわしたりすると、さすがにびっくりします(笑)

コンサル屋さん≒ノマドワーカー説

成果を出していれば会社に行かなくてもいい文化というところ。
プロセスではなく成果が求められているので、仕事する場所は自由で机もない。今流行のノマドワーカーのように、電源のある喫茶店にやたら詳しくなりました(笑)。

プロセスではなく成果が求められている、というのはもはやコンサルティングファームの中では常識で、オフィスにいるとかいないとかというのをほとんど気にしていません。最近はどこもフリーアドレス制を推し進めており、社内システムやSkype等のインフラも「どこからでも働ける」前提で整備されているため、特にこの傾向が強いのかも知れません。私の場合、最長で2か月ほどオフィスに行かなかった時期があり、久々に出社した際に自分のオフィスが何階だったか思い出せないほどでした笑

また私の知り合いの知り合いはその昔、なぜか17時以降にならないとオフィスに現れないという謎の出勤サイクルと持っていたとか。当時はそのコンサルティングファームはフレックス制も自宅勤務制度も整備されていなかったと思うので、ルール的には色々とアウトな気がしますが、仕事の能力は神がかっていたために黙認されていたとかなんとか。

忙しさの基準は、ランチとグリーン車

前職では部の先輩・同僚と必ず昼食をとっていました。昼の時間になると先輩からなんとなく誘われ、毎回部のメンバー5人位と昼食。
現在では、仲間と昼食をとることもあるものの、基本的に自分の時間軸で仕事をするので、自分でスケジュールを組み立てて昼食。

私はあまりオフィスに行かない派なので、この辺はよく分かりません(笑)

ただ個人的な忙しさの尺度として、サンドウィッチを頬張りながら仕事していると、あーなかなか忙しいなと感じます。コツは、できるだけ読み物系の仕事をまとめておいて、ご飯を食べながらざーっと目を通してメールの返信内容や意思決定をしていき、食べ終わったらキーボードをバチバチ打てる状態にしておくことでしょうか。こんな食事の仕方してたら確実に早死にしますね。

MAX忙しい時はグリーン車に自腹で乗って仕事しています。そういう時に遅延が発生したりすると、むしろ仕事する時間が増えるのと、電車のスピードが遅くなればなるほど乗り物酔いしづらくなるので、願ったり叶ったりです。

いかがだったでしょうか。コンサルファームの職場の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。